【国外OTA12選】各掲載サイトの特徴と使い分け【民泊は海外OTAが強い】

「民泊やホテルを始めたけど、どの掲載サイトに出せば予約が入るのか分からない
Airbnb?Booking.com?Expedia? 選択肢が多すぎて、判断できない…」

国内外あわせて OTA(宿泊予約サイト)は無数に存在し、それぞれに向いている宿のタイプや手数料、集客の強さがまったく異なるからです。

この記事では、海外OTAを中心とした12の主要サイトの特徴や使い分けのポイントを、施設タイプ別にわかりやすく整理。
「民泊ならここ」「ヨーロッパ圏の集客に動くならこの組み合わせ」など、あなたの宿運営にとって効果的な掲載戦略が見えてくるはずです。

本記事を担当しますのは、これまで様々な施設をマーケティング面でサポートかつホテルの写真撮影・ホームページ・デザイン制作を専門的に手がけるHostscapeディレクターの上原 弘大(うえはら こうた)が担当。

「ただ載せるだけ」では終わらない、利益につながるOTA活用のヒントを、是非持ち帰っていただけたらなと思います。

これを見れば一目瞭然。まずは比較表から

OTA名特徴向いている施設タイプ民泊対応仲介手数料(目安)
Booking.com世界最大級のOTA。多言語対応、レビュー機能も充実民泊/ホテル全般約15〜18%
Expediaパッケージ旅行に強い。航空券とセット予約可能ビジネスホテル/都市型ホテル△(一部対応)約15〜20%
Agoda東南アジア地域に強い。価格競争力あり都市型ホテル/ゲストハウス約15〜20%
Trip.com中国を中心にグローバル展開。価格の柔軟性民泊/小規模ホテル約15%前後
Tripadvisor口コミ主軸だが予約機能あり。レビューに強みホテル全般△(一部対応)約12〜15%
Hotels.comホテル予約専門。Expediaグループ傘下ビジネス/中〜大型ホテル×約15〜20%
Airbnb民泊特化。短期・長期どちらも強み民泊/バケーションレンタルゲスト:15%、ホスト:3〜15%
Hostelworldホステル専門。欧米からの若年層集客に強みホステル/ドミトリー約10〜15%
Skyscanner検索型。宿泊予約は提携サイト経由ホテル全般△(間接的)サイトによる
eDreams ODIGEOヨーロッパ市場に強い。航空券と宿泊の連携都市型ホテル/ゲストハウス約12〜16%
MakeMyTripインド最大のOTA。現地に強いインド向け民泊/ホテル約10〜15%
Googleホテル掲載Google検索・マップに直接表示。自社予約と連携可能ホテル全般0〜手数料なし(直予約連携)

例えば、民泊に焦点を当てると、この表から分かる通り、圧倒的に「Airbnbにすぐさま掲載するべき」という流れが見えてくるはずです。ただ、Airbnbだけではなく、Booking.comやAgodaなどOTAを見渡すと、まだまだ集客を強化できるOTAが存在します。ご自身の運営形態に合ったもの、かつそれぞれの特徴を見て使い分けていくことが必要ですよね。

それでは、各OTAの特徴をそれぞれ深堀していきましょう。

各OTAの紹介と使い分けのポイント

結論からお伝えしますと、繰り返しになりますが民泊だと圧倒的にAirbnbが強く、小〜大規模まで幅広く利用されるBooking.comはホテル・民泊両方で最高のパートナー。ただ一方でその他のOTAも掲載するべき魅力がありますので、それぞれみていきましょう。

Airbnb(エアビーアンドビー)

🔗https://www.airbnb.jp/

🔗https://www.airbnb.com/

  • 民泊・バケーションレンタルに特化したグローバルOTA
  • 個人ホストから法人運営まで幅広く対応
  • 直接予約機能・レビュー文化が強い
  • サイト・アプリともに操作が直感的
  • サービス料はホスト負担 or ゲスト負担の選択制

Airbnb(エアビーアンドビー)は、世界中の民泊市場を牽引してきたパイオニア的存在で、「家に泊まる」という体験価値を提供することに重点を置いたOTAです。特に、一棟貸しやゲストハウス、マンションの1室提供など、柔軟な宿泊形態に対応できる施設には非常に向いています。

日本国内においてもインバウンド需要の高まりと共に、Airbnb経由での予約は依然として根強く、特に都市部・観光地・地方のユニークな宿泊施設においては、Booking.com以上に効果的なケースもあります。

Airbnbは写真のクオリティやレビュー、スーパーホスト認定などの「信頼性指標」が非常に重要。一度の掲載で全てが整うというより、長期的に育てるアカウント運営型とも言えるでしょう。

また、掲載料は無料で、予約が成立した時点で手数料が発生する形式。手数料はホストが全額負担する「ホスト手数料制」と、ゲストとホストの両者が分担する「スプリット制」が選べます(法人アカウントなどではホスト100%負担が義務付けられることが多いです)。

民泊や一棟貸し施設を展開するのであれば、Airbnbへの掲載は“基本”ともいえる存在
一方で、法人向け予約管理のインフラ(PMS連携やカスタマーサポート)はやや弱く、大量掲載にはBooking.comとの併用がよく見られます。

Airbnbの手数料は主に2種類の方式に分かれる

個人ホストにとっては「低め」(3%で済む場合もあるため)法人ホスト(宿泊業者)にとっては「やや高め」(14〜16%前後)に設定されています。ただし掲載無料かつ、予約成立時にのみ手数料が発生する仕組みは、初期コストを抑えたい事業者にとっては、大きなリスクを抱えずにできるので安心ですね。

Booking.com(ブッキングドットコム)

🔗https://www.booking.com/

  • 世界最大級のOTAで、海外(特に欧州)ユーザーの集客に強い
  • 民泊からビジネスホテルまで幅広い施設タイプに対応
  • 柔軟なキャンセルポリシーで予約されやすい(ただしドタキャンも多め)
  • 仲介手数料は約15〜18%と高めの設定
  • 管理画面が多機能で、初心者にはやや複雑
  • 他施設との価格競争が起こりやすく、価格調整が必要

Booking.comは、世界最大級のOTAとして知られており、ヨーロッパを中心に全世界で圧倒的な集客力を誇るプラットフォームです。他社と異なる最大の強みは、「宿泊施設の種類に制限がほとんどない」点。民泊、ゲストハウス、小規模ホテル、大型リゾートまで、あらゆる形態の宿に柔軟に対応できます。

また、キャンセル無料プランの選択肢が豊富で、ユーザーが予約に対して心理的ハードルを感じにくいため、結果として予約転換率も高くなる傾向があります。AgodaやExpediaと異なり、「宿泊施設にとっての掲載のしやすさ」も高く、登録や初期費用が基本無料である点も中小施設には魅力的です。

一方で、管理画面の多機能性ゆえに運用が煩雑になりやすい点は注意が必要です。また、価格競争が起きやすく、他社OTAと自動で価格比較される機能(レートインテリジェンス)も備えているため、値下げ圧力が強まる傾向もあります。ただあくまで個人的な意見ではありますが、値下げに巻き込まれていても、小規模~中規模だと特に「まずは1部屋1部屋を埋めにいき、稼働率を高める」ことが大切だと思っているので、Booking.comはそうした意味では絶対に掲載するべきサイトです。

さらに、Booking.comはレビューや写真の品質が予約に直結するため、ページのビジュアル設計やテキスト訴求の戦略が成果を大きく左右します。つまり、稼働率を上げて、レビューをもらう仕組みづくりを行えば、より見栄えもよくなり、さらに稼働率を高めらるということ。例えば、僕らHostscape(ホストスケープス)をご活用いただき、宿の良いレビューをもらえるようなデザイン物をビジュアルで魅せ、そこで集めた良いレビューがまた稼働率を高めるといったサイクルを作ることもできます。つまり、「魅せ方」を整えることが競争優位に直結します。

総じて、Booking.comは「まず掲載するならここから」という存在でありつつも、価格競争に巻き込まれずに魅力を打ち出す工夫が鍵となるOTAです。

Expedia(エクスペディア)

🔗https://www.expedia.co.jp/

🔗https://www.expedia.com/

  • 世界最大級のOTAで、特にアメリカ・カナダなど北米からの集客に強い
  • ホテルや民泊に加えて、航空券・レンタカー・ツアーとのパッケージ予約が可能
  • Hotels.comやVrboなど多数の姉妹サイトにも連動して掲載される
  • 仲介手数料は15〜20%とやや高めだが、露出効果は大きい
  • ダッシュボードは比較的使いやすく、サポート対応も安定
  • 柔軟な料金戦略が必要(クーポンや割引の導入が一般的)

Expediaは、アメリカを中心に北米からの旅行者に圧倒的な認知度を持つ掲載サイトです。世界中の宿泊施設をカバーしていますが、特にパッケージ予約(宿泊+航空券+レンタカーなど)に強い点が、他のOTAとの大きな違いです。
たとえばBooking.comも航空券予約は提供していますが、Expediaは旅行商品全体の「セット売り」を重視しており、この機能を通じてホテルの「ついで予約」が発生しやすい構造になっています。

また、Hotels.comやVrbo(バケーションレンタル)など姉妹サイトにも一括掲載されるため、登録の手間を抑えながら多くの経路から集客できるのも魅力の一つです。とくにアメリカ・欧州観光客をターゲットにしたい場合は、高い効果が期待できます。

一方で、手数料は15〜20%とやや高め。価格勝負に巻き込まれやすいため、写真や施設紹介文の工夫で差別化することが重要になります。ダッシュボードの使いやすさはBooking.comに比べると親切設計ですが、割引設定やキャンペーンの導入は半ば必須であるため、多少の販促スキルが求められます。

短期収益型の宿泊施設にとっては、露出と予約数を稼げる非常に強力なOTAです。

Agoda(アゴダ)

🔗https://www.agoda.com/ja-jp

🔗https://www.agoda.com/

  • 東南アジアに強く、特に台湾・香港・シンガポール・タイなどからの旅行者に人気
  • 価格重視のユーザーが多く、ディスカウント設定との相性が良い
  • 民泊や簡易宿所、小規模ホテルも掲載可能で審査も比較的ゆるやか
  • アプリユーザーが多く、モバイル経由の予約に強い
  • 手数料は約15〜18%、販売価格に応じて変動あり
  • 宿泊施設のブランディングや詳細情報の自由度はやや低め

Agoda(アゴダ)は、もともとシンガポール発祥のOTAで、現在はBooking Holdingsグループの一員としてグローバル展開しています。特に台湾・香港・タイ・マレーシアなど東南アジア圏に強く、アジアの旅行者をターゲットにしたい宿泊施設には非常に相性の良いプラットフォームです。

他のOTAと比較すると、Agodaは価格重視のユーザー層が多いため、「○%割引」や「期間限定ディール」のようなキャンペーン施策が非常に有効です。割引設定を柔軟にコントロールできる管理画面も整っており、稼働率を高めたい民泊やゲストハウスにとっては、使いやすい一面があります。

また、モバイルアプリからの予約比率が高いのも特徴です。写真や説明文のクオリティがそのままコンバージョン率に影響するため、スマホ画面でも「魅せる」デザインが重要です。Hostscapeのようなビジュアル設計に強いチームと組むことで、大きな成果が見込める場面でもあります。

ただし、一方でレビュー機能や施設ページの自由度はやや低く、ブランディングには限界があるという声も。独自の世界観を前面に押し出したい高級宿やデザインホテルにとっては、Agodaだけでは物足りないかもしれません。あくまで価格訴求と稼働率重視の「攻め」の一手として使うのが最適です

Trip.com(トリップドットコム)

🔗https://jp.trip.com/

🔗https://us.trip.com/

  • 中国発、アジアを中心にグローバル展開するOTA
  • 日本語対応も充実し、国内旅行需要にも対応
  • 航空券や鉄道、ホテルを一括予約可能
  • 比較的掲載のハードルが低い
  • 中国本土・韓国・東南アジアからの集客に強み

Trip.comは、中国を拠点としながらアジア圏を中心にグローバル展開しているOTAです。特に中国、韓国、台湾、東南アジアからの訪日旅行者に強く、インバウンド需要を意識する施設には非常に有力な選択肢となります。

Booking.comやExpediaと比較すると、Trip.comは掲載のハードルがやや低く、民泊や小規模宿でも比較的スムーズに登録が可能。また、鉄道・航空券・ホテルを一括で予約できる利便性の高さは、訪日観光客にとって大きな魅力です。

一方で、欧米圏からの集客にはやや弱い傾向があり、主にアジアに特化した集客戦略を立てたい施設に向いています。また、掲載ページのデザイン自由度は低いため、ブランディング力で差別化したい施設にとってはやや物足りない面も

Trip.comを活用するなら、「アジア圏からの予約を取りにいく」という明確な戦略を持ち、他OTAとの使い分けや補完関係を意識しての掲載が効果的です。Hostscapeでは、こうしたターゲット戦略に基づいた見せ方・デザインの設計も支援できます。

Tripadvisor(トリップアドバイザー)

🔗https://www.tripadvisor.jp/

🔗https://www.tripadvisor.com/

  • 世界最大級の旅行口コミサイト
  • 宿泊施設の掲載・予約機能も搭載
  • 口コミが評価・集客に大きく影響
  • 施設ページの自由度はやや低め
  • 予約機能はBooking.comなどと連携しているケースもあり

Tripadvisorは、旅行者のリアルな声が集まる世界最大級の口コミプラットフォームです。元々は予約サイトではなく「旅行のクチコミ検索」を主目的に設計されており、ユーザーが訪問前に宿やホテルの信頼性・満足度を確認する場としての役割が非常に大きいのが特徴です。

現在では予約機能も搭載され、Booking.comやExpediaなどと連携して予約できる構造になっていますが、Tripadvisor単体での直接予約数は他OTAに比べてそれほど多くはありません。

しかしながら、口コミの数と質が集客力に直結するため、すでに他OTAで掲載・予約を受けている施設も、Tripadvisorに自施設のページが存在していないかを確認し、しっかり管理・育成することが非常に重要です。悪い口コミが放置されていたり、写真が古いままだと、集客機会を大きく損ねる可能性があります。

掲載のハードルは低く、民泊や小規模宿も問題なく掲載可能。ただし、ブランディングというよりは「体験価値」や「接客品質」が重視されるため、運営品質に自信がある施設にとっては、特に口コミマーケティングの武器として活用する価値が高いといえます。

Hostscapeでは、Tripadvisorでの見せ方や写真の最適化、口コミ対策のサポートも行っておりますので、ぜひご相談ください。

Hotels.com(ホテルズドットコム)

🔗https://hotels.com

  • ホテルやビジネス宿に特化したOTA
  • Expediaグループの一員で、強力な集客ネットワークを持つ
  • リピーター向け「10泊で1泊無料」のリワード制度が人気
  • 掲載対象は原則、合法的なホテル・旅館・ゲストハウスなど
  • 民泊(無人管理型物件)は掲載不可のケースが多い
  • 簡潔で使いやすいUI/UX、海外からの予約導線も強い

Hotels.comは、その名の通り“ホテル”にフォーカスしたOTAです。Expediaグループに属しており、Expediaと同様の技術基盤や運用ノウハウを共有しつつ、個人旅行者やビジネスユースを中心にブランドを構築しています。

特に特徴的なのは、「10泊で1泊無料」になるロイヤリティプログラム。これはHotels.com独自のリピーター獲得戦略で、価格競争だけでなく“お得感”を重視するユーザー層に刺さりやすい仕組みです。一方で、Expediaと同様に仲介手数料は15〜18%前後とやや高めなため、単価設定や販売在庫の調整が重要になります

Hotels.comでは掲載施設に対する審査が比較的厳しく、民泊物件の掲載は原則として推奨されていません。たとえば、無人運営型やAirbnb型の施設は審査に通らない場合が多く、法人登録されたホテルや旅館、ゲストハウスなどが主な掲載対象となります。

この点で、柔軟な民泊掲載が可能なBooking.comやAgoda、Airbnbと明確に差別化されており、民泊オーナーにとっては選択肢から外れるケースも少なくありません。

一方で、都市部のビジネスホテルや小規模ホテルなど、法人運営でリピーターを狙いたい宿泊施設にとっては非常に相性の良いOTAです。

Hostelworld(ホステルワールド)

🔗https://www.hostelworld.com/ja

🔗https://www.hostelworld.com/

  • 世界170か国以上・3万件以上のホステルを掲載
  • 若年層・バックパッカーに強い集客力
  • ドミトリー型宿泊施設に特化
  • コミュニティ・レビュー文化が濃い
  • 民泊やホテルは基本的に不向き

Hostelworldは、バックパッカーや長期旅行者向けの「ホステル専門」OTAとして、世界的に認知度が高い予約サイトです。特に20代〜30代の旅行者を中心に、ドミトリー(相部屋)や共用スペースのある滞在スタイルを重視する宿泊客層に非常に強い集客力を誇ります。

掲載される施設もゲストハウス、ユースホステル、シェア型民泊などが中心であり、ビジネスホテルやリゾートホテルといった施設の掲載はあまり見られません。民泊でも、ドミトリー形式での運用や共同スペースを強みにしている場合には、十分に掲載対象になります。注意点としては、ホステルらしい「交流」や「雰囲気」の写真や説明が重視される点です。Booking.comなどに比べて、ユーザーが施設ページから感じ取る「施設コンセプトとしての魅力」が予約に大きく関わるため、テキストや写真表現のセンスが問われます。

Hostscapeでは、ホステル向けのブランディング撮影や、若年層向けの訴求デザインも得意としていますので、掲載時の写真戦略やページ作成のご相談もお気軽にどうぞ。

Skyscanner(スカイスキャナー)

🔗https://www.bestrsv.com/

  • 航空券の比較検索で有名だが、ホテル・レンタカー予約も可能
  • 世界中の旅行者からの検索流入が多い
  • 価格比較に特化しており、自社サイトへの誘導が前提
  • 予約機能は外部OTAへリダイレクトされる形式が多い
  • 掲載には独自の審査やシステム連携が必要な場合も

Skyscannerは、もともと航空券の比較サイトとしての圧倒的な知名度を持ち、今ではホテルやレンタカーの検索・予約もカバーする総合旅行検索プラットフォームです。旅行者が目的地を探し、価格を比較し、一番条件に合ったサイトへとリダイレクトされる「メタサーチ型」という点が最大の特徴。

そのため、ホテルや宿泊施設そのものがSkyscannerに直接掲載されるというよりも、ExpediaやBooking.comなどのOTAに登録された情報が検索結果に反映されているケースがほとんどです。

一方で、大手OTAと連携していない独自予約サイトを持つ宿泊施設でも、広告出稿やパートナー連携を通じて掲載が可能な場合があります。ただし、一定の技術的要件(予約エンジンの対応やシステム連携)を満たす必要があり、中小規模の民泊には少しハードルが高いのも事実。

Skyscannerを有効活用したい場合は、まずは他のOTA(BookingやAgoda)にしっかり掲載したうえで、そこからの流入を拾う戦略が現実的です。Hostscapeでは、このようなメタサーチ経由の流入を想定した写真・テキスト戦略もアドバイスしています。

eDreams ODIGEO(イードリームス・オディジェオ)

🔗https://www.edreamsodigeo.com/

  • ヨーロッパを中心に展開する大手OTAグループ
  • 傘下にeDreams、Opodo、GO Voyages、Travellinkなど複数ブランドを展開
  • 主に航空券+宿泊のパッケージ予約に強い
  • ヨーロッパ圏からの訪日旅行者に強いアプローチが可能
  • 日本語対応は限定的、直接掲載には代理店や中間業者の関与が必要な場合

eDreams ODIGEOは、スペインに本拠を置くヨーロッパ最大級のオンライン旅行代理店グループで、航空券予約を起点に、ホテル、レンタカーなどを組み合わせたトラベルパッケージの販売を強みとしています。

日本国内では知名度は低めですが、ヨーロッパ圏の旅行者には絶大な知名度があり、訪日客の取り込みには有効な販路のひとつです。特にフランス・スペイン・イタリア・ドイツなどからのインバウンドを意識する施設にはおすすめです。

このOTAグループは「eDreams」「Opodo」「GO Voyages」「Travellink」など複数ブランドを持ち、それぞれ異なる市場や言語圏に対応しているため、一度の契約で複数のチャネルに露出できる可能性があるのも大きな魅力。

一方で、日本語対応の運用画面やサポートが不十分な場合もあり、掲載には代理店を介した申し込みが必要なことも。そのため、ある程度の英語・現地語対応や、外部の支援が必要になります。

民泊施設が直接利用するには少しハードルがある一方で、訪日インバウンドを狙うホテルやゲストハウスには戦略的に使えるOTAといえるでしょう。

MakeMyTrip(メイク・マイ・トリップ)

🔗https://www.makemytrip.com/

  • インド最大級のOTAで、現地ユーザーからの知名度・利用率が非常に高い
  • インドからの訪日旅行者に対する集客が狙える
  • ホテル・民泊・バス・航空券など幅広い予約に対応
  • 英語での運用が基本、日本語サポートは限定的
  • 日本国内からの直接掲載にはややハードルあり

MakeMyTripは、インドを拠点とする旅行予約プラットフォームで、インド国内最大のOTAです。宿泊施設だけでなく、バス・列車・航空券・パッケージツアーなどにも対応しており、インド人旅行者の間で非常に広く利用されています。

近年、インドからの訪日旅行者は着実に増加傾向にあり、とくにファミリー層やIT系富裕層の間では、日本の人気が高まっています。そういった背景を考えると、MakeMyTripに掲載することで、他のOTAではカバーしきれない新たな層へのアプローチが可能になります。

ただし、日本語でのサポートや管理画面が整っていない場合が多く、英語での運用や代理店を通じた掲載が必要になるケースも。特に民泊のような小規模施設では、言語の壁や登録手続きの複雑さがネックになる可能性もあります。

そのため、訪日インド市場をターゲットとしたホテル・中規模宿泊施設などにはチャレンジの価値があるOTAですが、誰にでもおすすめというよりは戦略的に活用するべきチャネルといえるでしょう。

Google ホテル掲載(Google Hotel Ads)

🔗https://support.google.com/hotelprices/answer/11947460?hl=ja

  • Google検索やGoogleマップ上にホテル情報を表示できる
  • 自社予約ページへ直接誘導が可能(公式予約を増やしたい施設に有利)
  • Googleの膨大な検索トラフィックを活用できる
  • 宿泊施設のオーナー向け管理ツール(Google Hotel Center)が必要
  • 一般的に連携にはPMS・サイトコントローラーの導入が必要

Google ホテル掲載は、Google検索結果やGoogleマップに、宿泊施設の詳細情報・料金・空室状況などを直接表示できる広告型の仕組みです。たとえば「札幌 ホテル」と検索した際に表示されるホテルリストの中で、公式サイトへのリンクを掲載できるようになります。

この仕組みの最大のメリットは、「OTAに頼らず、自社予約を獲得できる導線を作れる」こと。OTAを介さない分、手数料がかからず、利益率の高い予約獲得が可能になるという点が魅力です。

ただし、AirbnbやBooking.comなど複数の掲載サイトで部屋の在庫数を管理していくのはいくつかのハードルもあります。
多くの場合、PMS(宿泊管理システム)やサイトコントローラーを使ってGoogleと在庫や料金情報を連携させる必要があるため、ある程度システム化された中〜大規模施設向けになります。また、広告を出す場合はGoogle広告の知識や運用ノウハウも求められます。

とはいえ、公式サイトを持ち、直販強化を目指す施設には非常に効果的なチャネルです。
将来的にOTA依存を脱却したいと考えている事業者には、検討の価値がある手段です。

民泊の掲載は、Google のサポートドキュメントによると、「Vacation Rental(バケーションレンタル)」カテゴリーが正式に設けられており、家具付きで短期・中期の宿泊施設なら、民泊も掲載対象となります。[参考]

Googleへの掲載は、単に登録するだけでは意味がありません。ユーザーが目を引く写真、信頼を得るブランドサイト、予約に至る導線設計。
Hostscapeでは、Google掲載を最大限活用するための“写真撮影・WEB制作・ブランディング支援”を一気通貫で行っています。
「自社サイトからも予約を増やしたい」そんな方には、Google掲載×ブランディング設計の組み合わせをぜひおすすめします。

複数掲載がおすすめ:OTAの組み合わせ戦略

私たちHostscapeとしては、戦略なしですべてのOTAに掲載することはあまりおすすめできません。多くのサイトがレビュー連動しているので、もし利用者の予約やコミュニケーションなどの管理面に手が回らなくなってしまうと、低評価を付けられてしまう可能性があるからです。そして何よりも、その低評価が掲載サイトの集客の足かせになってしまいます。

そのため施設の種類・運営スタイル・目指す集客方針に応じて、適切な組み合わせを選ぶことが成果への近道だと考えています。

ここでは代表的な3パターンを紹介します。

① 民泊運営者で“海外集客”にこだわるなら

おすすめの組み合わせ:Airbnb × Booking.com × Agoda

  • Airbnb:民泊の王道。海外ユーザーからの信頼が厚く、レビュー文化が浸透している。
  • Booking.com:民泊掲載も柔軟で、ヨーロッパ・アメリカからの予約も見込める。
  • Agoda:東南アジアからの集客に強く、近年は日本の民泊にも積極的。

特にインバウンド集客(欧米・東南アジアの双方の流入を狙える強力)や都市型の物件において、この組み合わせは高いパフォーマンスを発揮できます。 いずれも柔軟な掲載条件と多言語対応の強さが魅力です。掲載手数料はやや高めになるが、それに見合った予約数を期待できます。

② 小〜中規模ホテル運営者で“集客力”を重視するなら

おすすめ組み合わせ:Expedia × Booking.com × Hotels.com

  • Expedia:海外の旅行者、特に航空券とのパッケージ予約に強みあり。
  • Booking.com:予約数で見れば世界トップクラス、UIも使いやすい。
  • Hotels.com:リピーターを囲い込むロイヤルティプログラムが魅力的

この構成は法人が運営する中小規模ホテルと特に相性が良く、異なるOTAグループを組み合わせることでリスク分散と幅広い集客が可能になります。なお、ExpediaとHotels.comは同一グループ(Expedia Group)で管理画面の連携がしやすい点も、運用上の利便性につながります。

③集客力のあるOTAを1つに絞りつつ、自社サイトやブランディングも伸ばしたいなら

おすすめ組み合わせ:Airbnb(またはBooking.com)× 自社サイト

  • Airbnb or Booking.com:集客の基盤となるOTAを1つに。
  • 自社サイト:ブランディングと収益性の確保。手数料がかからず、お客様と直接つながれる。

Booking.comやExpediaなど、集客力に優れたOTAを軸に据えつつ、最終的には自社サイトからの予約やリピーター獲得につなげていきたいという戦略は、今後の宿泊業運営において非常に有効です。OTAに依存しすぎると、手数料コストがかさむだけでなく、顧客との関係性も築きづらくなってしまいます。

このような「OTA依存からの脱却」を目指すなら、自社ブランディングや予約導線の整備がカギになります。

まとめ:OTAの使い分けで、集客の未来が変わる

海外OTAは、それぞれに異なる集客力や対象エリア、掲載のハードルがあります。だからこそ、「とりあえず全部に出す」よりも、施設の特性や戦略に合ったOTAを見極めて選ぶことが、長期的な集客成功のカギです。

特に民泊や小規模宿泊施設では、「Airbnb × Booking.com」のような民泊対応&高集客力の組み合わせがスタンダードになりつつあります。一方で、ホテルや旅館は「Expedia × Trip.com」などの地域特化×グローバル訴求の二軸展開も有効です。

そして最終的には、OTA任せではなく、自社サイトで直接予約を取れる状態を目指すことが理想的。そのためには、写真・デザイン・ブランド設計を通じて「この宿に泊まりたい」と思わせる世界観の構築が欠かせません。

Hostscapeでは、宿泊施設専用のWebサイト制作・写真撮影・パンフレットデザインまでを一貫してサポート。施設の魅力を最大限に引き出しながら、「選ばれる理由」を伝える設計で、OTA掲載と並行してのブランド強化をお手伝いします。

今後、価格競争ではなく「価値」で選ばれる施設になりたい方へ、私たちHostscapeは心強いパートナーとして寄り添います。ぜひ一度ご相談ください。

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北海道を拠点に宿泊施設の集客支援を
ホームページやデザインを通じて行っています。

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Kota Uehara

Kota Uehara

代表/マーケター

Hostscape 代表|マーケター&ディレクター
集客改善は予算や特徴からホテル・民泊ごとによって異なります。それぞれの個性を活かし、そしてターゲットのゲストに最適な施策をご提案いたします。宿泊施設のホームページ、WEB集客、SNS運用などは不安が付き物。運営ガイドでは「選ばれる宿」へ変える支援と“一歩目の判断材料”になる情報をお届けし、少しでも不安の緩和剤になっていただけたら嬉しいです。

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